どうも、「自分らしく生きよう」です。
私は、今から一年ちょっと前の2020年2月29日(土)の午後に労働災害に遭ってしまいました。
かなり怖い話になるので、お勧めできない内容です。私も書くことが怖いですが、もうすぐ職場復帰をするので区切りと思い書きます。
私の職業は旋盤工です。旋盤とは棒状の物を回転させ加工する機械で大きい物から小さい物まであります。
[rakuten:rcmd:24727836:detail]こんな感じの機械です。これは小型の木工用旋盤ですが仕事で使用している物はもっと大きな旋盤を使っています。
被災当日朝、私は予定していた仕事を行っていました。あまり忙しくもない土曜日の出勤でした。
やっと一人で旋盤作業が出来るようになった、若手の作業員A君が加工した品物を運搬担当者が納品に行きました。
昼休み前に運搬担当者が品物を持って帰ってきたのでおかしいと思い聞いてみました。
お客さんが品物を点検したところ、不具合が多く見つかりクレームが発生!翌週の月曜日の2020年3月2日(月)に再度納品に行くことになりました。
その品物を見てみるとあまり良くない状況でした。作業員A君に聞いてみると、そのクレームになった所は営業担当者に手入れはいらないと、あまり時間を掛けるなと言われ、詳細図面や指示がなかったらしい。その日、営業担当者は休暇を取っていました。
私の後輩のBくんがすぐにクレーム対応を始めてくれました。Bくんもよくその営業担当に色々な仕事を頼まれているため、あまり余裕がありませんでした。
私は営業担当者に確認しようとしましたが連絡も取れない状況でした。
私は午前中に自分の作業を終わらせ、上司にB君の旋盤でB君とクレーム対応を行うことを告げ、昼休み後から2人でクレーム対応を行いました。
クレーム箇所が細かな場所だったので、ペーパーやすりを使用し手入れを行っていました。
手入れ作業中に手に持っていたペーパーやすりが品物に巻き付き、左手が品物とペーパーやすりの間に挟まってしまいました。
左手が離れないまま品物が回転している。数秒後、左腕が折れた感覚と同時に体が浮き、巻き込まれた!死んだ!!と思いました。
B君がすぐに緊急停止ボタンを押してくれたおかげで、私の体は3回転し止まりました。
自分で工場の外まで歩き地面に座り込みました。
何だか、冷静だった事を覚えています。
「まだ、生きてる」「家族に会える」「左腕も付いてる、感覚はあるけど動かない」その様に思っていたことを覚えています。
自分で、妻に連絡をしました。
B君が上司に報告し救急車を要請、病院へ搬送されました。
今日はもうこれ以上書くのは無理!!ごめんなさい…。
今回は被災から搬送までです。
また後日、傷病名と傷病ヶ所を書きたいと思います。
最後まで読んでくれた方、有難うございました。
次の回、また読んでください。