どうも、「自分らしく生きよう」です。
今回は、前回の続きを書いていきたいと思っています。
前回はどうしてどの様に災害が発生し被災してしまったのかを書かせてもらいました。
私は、2021年5月10日(月)から職場復帰をしました。まだ、左腕が思うようには動きませんが、リハビリに通いながらの仕事を頑張っています。
さて、さっそく本題の搬送後の私の話を始めたいと思います!!
救急車で救急隊員の方と色々と話をしながら病院に到着。
(余談ですが、この救急隊員の方はまだ若い方で子供のころサッカーをやっていたらしく、足の骨折を2回も経験している方で、救急車での搬送経験や救急隊員の方のやさしさに感謝をしたらしいです。そこから救急隊員になろうと決めたらしいです。)
到着後、まず緊急オペ室に移動、家族が到着するまで傷口の消毒や骨折箇所のレントゲン、内臓などの体中の検査が行われました。家族が到着するまで、職場で私が最も信頼をしている兄貴分の先輩が私の近くにいてくれました。
家族が到着後、手術の承諾サインを嫁が行い、出血量が多かったのですぐに手術を開始、その時に手術をやってくださった先生が今も主治医でかなり若い先生でイケメン。
最初手術の内容は、バラバラになった骨たちを元の位置に戻して、針金で骨が移動しない様に固定し、切れた筋肉たちを繋ぎ、傷口を塞ぐ手術でした。
私は全身麻酔で解りませんでしたが、8時間くらいの手術だったらしいです。
傷病、骨折箇所の発表!!
ケガの軽めの所からご紹介します。
《右足の骨折箇所2か所》
- 右足関節内果骨折(内側のくるぶし)
- 右足骨腓骨(ひこつ)開放骨折(膝から下にある外側の骨)
《肋骨の骨折箇所5か所!ほか傷病!!》
- 左第7~11 肋骨骨折 全部で5か所
- 左外傷性血胸(肺の中に血液が貯まってしまった。肋骨が肺に刺さってたからな)
《左腕骨折箇所4か所!ほか傷病3か所!!》
- 左上腕骨骨幹部骨折(肩から肘までの骨の骨折。この骨の中には今もチタン製の棒が入っている。死ぬまで一緒。)
- 左尺骨骨幹部開放骨折(肘から手首までの骨で子指側の骨。手首の近くで折れた。)
- 左橈骨骨幹部骨折(肘から手首までの骨で親指側の骨。真ん中あたりで折れて、外側にむき出しに…。)
- 左橈骨遠位開放骨折(肘から手首までの骨で親指側の骨。手首の近くで折れて、外側にむき出しに…)
- 左長母指外転筋損傷(親指を外側に開いたり、手首を横に振ったりするための筋肉)
- 左長母指伸筋損傷(親指を外側に開いたり、手首を横に振ったりするための筋肉)
- 左短母指伸筋損傷(手の平を開いたり、親指を立てる為の筋肉らしい。)
これだけの骨折などがありました。手の親指の筋肉の一つが断裂しているため、親指を立てる事が出来なくなると主治医に言われていました。
搬送後の処置が終わりそのまま入院になりました。
入院し2週間ほど経過を見て、骨が飛び出てしまった傷口等が落ち着いてきたので、今度は骨を固定する手術を行いました。まず、足の骨の固定をしました。内側くるぶしは長いビス2本で固定、足の外側の骨はチタンプレートで固定しました。
その1週間後、左腕の手術。上腕骨(肩から肘までの骨)は、骨の中にチタンの棒を差し込みビスで固定。前腕(肘から手首)は、チタンプレート3枚で3か所の骨折箇所を固定しました。
本当なら3~6か月くらいは入院が必要と言われていましたが、約1か月で無理を言って退院しました。
なぜなら、プレート固定の手術日は、息子の小学校の卒業式だったから、中学の入学式には参加したい。主治医に無理を言って傷口に不安が残る中、退院させてもらいました。ほんとに最高の先生で、若いのに手術は丁寧で評判が良く、患者さんが回復して行くことが一番うれしいと感じている医者。今では私と友達のように話しています。10歳年下の医者だけどね。
それから約1年後、2021年4月7日(水)上腕のチタンの棒以外のチタンプレートとビスの取り外しの為の手術を行いました。この日、4月7日は主治医の誕生日。手術前に「誕生日おめでとう。」と声を掛けたら「やったー。バースデーオペだ。」と何故か喜んでいるチョット…いやいっぱい面白い医者。
筋肉の癒着がひどく、細かく丁寧に癒着を剥がしてくれました。おかげで左腕の動きはかなり良くなりました。しかし、手術中、主治医は他の補助の医師や麻酔医から「まだやるんですか?」と言われ、「もうちょっと、もうちょっと」とやめようとしなかったらしい。患者としてはうれしい事ですが、手術後、麻酔医の先生に怒られてしまったみたいです。私としては感謝と申し訳なさがいっぱいです。
これが労働災害から今までの大まかなことです。休業中の事やリハビリの事はまたの時に書きます。
なるべく1週間に一回は新しい記事を更新していきたいと思っています。当分はけがの事関連や病院での出来事を書いていきたいと思います。
最後まで読んでくださり有難うございました。
また読んでください。では