労働災害に遭って、1年7カ月が経ち・・・。

 どうも✋「自分らしく生きよう」です。

 

 私が遭った、労働災害のお話も今回で最後になろうと思います。

 初めて私のブログをご覧になってくださった方に、どの様な事故だったのかを簡単にご説明したいと思います。

 

 2020年2月29日(土)の午後に発生しました。私の職場は旋盤という機会が多数あります。

 事故当日の若手が仕上げて午前に収めた製品にクレームが入り、手直しを別の作業者が行っていました。

 私も午後から応援に入り、機械に巻きもまれてしまった労働災害です。

詳しくは過去のブログをご覧ください。

 

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 労働災害に遭ってから、1年7カ月。2021年10月30日(木)に診察とリハビリを終了することになりました。

 過去のブログをご覧になられた方は、分かるかもしれませんが、後遺症が残っています。特に左腕の後遺症です。肘が伸び切らないし曲がり切らない、手の平が完全に上を向かない。親指が曲がるけど伸びない。などなど、後遺症は残っています。

 労働災害に遭い、リハビリを始めた時には、肘が全く動かない、手首も曲がらない、指すらも曲がらない状況だったので、かなり良くはなっていますし、これからも良くなっていくとは思いますが、後遺症は残ると思います。

 しかし、通院、リハビリを終わりにすることにしました。医師やリハビリ師と私で決めた事で、納得のいくことです。

 

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 これから先、搬送された病院へ行くことは無いと思います。何故なら、私の住んでいる所から病院まで、片道約50キロもあり、片道2時間ほど掛かります。

 お世話になった主治医やリハビリ師のお二人に会えなくなるのが寂しいです。

 

 過去のブログにも書きましたが「変態的(良い意味で)整形外科医」との出会いは、私が救急搬送された時に、たまたま担当医で病院にいて救急対応をしてくれた偶然の出会いでした。

 なかなかイケメンでしゃべりもソフトな男性です。

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 最高の医師で医者らしい態度(ちょっと偉そうな)取ったことのない医師です。

最後の診察の時には、私が搬送されてから今までの思い出を話しました。主治医は最後に私にこう言いました。「直しきれなくてすみませんでした。」と立ち上がり私に向かって深々と頭を下げて・・・。

 私はこう言いました。「先生が私の主治医だったからここまで良くなったんですよ。先生以外の医者っだったら、私はここまで良くなろうと頑張ってません。ありがとうございました。」っと言いました。すると「医師としてそれではダメなんです!!」と言っていました。

 私の主治医は整形外科医ですが、どんな骨折もどんなケガも後遺症を残さず直すのが整形外科医の役目だと思っているようです。

 私の主治医は2021年10月から、さらに大きな病院に転院し、何処の科にも属さない救急医師のグループに入り、修行すると仰っていました。

 別れの最後に「次に会う時には、医師と患者ではない立場同士で会いましょう。」と別れてきました。

 

 次にリハビリ師です。労働災害に遭い一番に酷かった左腕を見てくれたリハビリ師です。体が大きく心の優しい男性です。

 労働災害に遭い家族以外で、一番長い時間を一緒に過ごした相手です。

 

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 私の左腕を担当になった時に、仕事の後電子カルテを細かく確認し、最初に思ったことが、骨折箇所も外傷の箇所も多すぎて、リハビリできる所はどこだ!!と思ったらしいです。

 肘関節と指しか動かせるところがなかったと思います。

 いつも真剣でいつも真面目で、患者が痛がることを絶対にやらないリハビリ師です。

 最後のリハビリの時、リハビリ師も私も最後だという言葉を出しませんでした。

いつもと変わらずリハビリをやりながら、他愛もないくだらない話を交わしていました。例えば、「家の庭を掘って金とか石油と出ないかな?」とか「うちの嫁が強い」「娘が強くなってきた。4歳だけど」とか・・・。

 

 最後のリハビリが終わり、リハビリ師が「完全に治せなくてすみませんでした。」と、私は「最初の頃は全く左腕が動かなっかったんだよ。今は日常生活を普通に過ごせるようになったんだよ。ありがとうございました。」っとリハビリ師は寂しそうにしていました。私は「会えなくなるわけでもない、何かあったら今度は私の家でおねがいします。」リハビリ師は「是非、お願いします。」と・・・。

 

 リハビリ師も私も泣きそうな気持ちをこらえ、硬く握手し、別れました。

 

 労働災害や交通事故、その他の事故などでケガや骨折などは起きてはいけない事だと思います。気を付けていてもケガや事故は起きてしまいます。

 言ってはいけない事かもしれませんが、遭ってはならない労働災害のおかげで、私は貴重な体験と生涯忘れない出会いがありました。

 この出会いを絶対に忘れないですし、絶対に永遠の別れにはしません。必ず元気な姿で、また、二人に会いたいです。

 私は今、45歳。この年になって、しかも同性に惚れる事ってあるんだと思いました。

 二人とも感謝しています。有難う御座いました。ホントに有難う。

 

 ちなみに、二人とは落ち着いたらBBQパーティーの約束をしてきました。

 

 今回も私のブログをご覧くださり有難うございました。

 

 

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