リハビリ編 私の恩人リハビリ師(その1)

 どうも、自分らしく生きようです。

 

 職場復帰から3週間!!職場修復作業に追われている状況です!!

 役職の高い人は偉いのでしょうか?私も前職場で20名ほどの協力者(部下)が居ましたけれど、感謝しかなかったです。なぜなら、仕事は一人ではできない!協力してくれる人が居るからこそ仕事が成り立つ!!

 私は前所長に認めてもらい、今の職場で勤務をさせて頂いてますが、社長と次長が”おへそ”を空に向けてしまって現状を見ようとしない!! 

 今の私の役目は、現場作業者と事務所の方々のクレーム聞き係の様です。

 ちなみに、私は3か月間、労災給付金をいただいてません!!お給料を3か月頂いてないのと同じことですよね?

 会社に話をしても言い訳ばかりで書類を出して頂けない状況が続いてます!!

 

 さて、つまらない前置きはこれぐらいにして、今回は右足担当の女性リハビリ師!Kさんのお話を書いて行こうと、思います。

 私の恩人です。

 

今回のサブタイトル

  女性ドSリハビリ師 Kさんのお話

 

 では、女性リハビリ師のKさんのお話を書きたいと思います。

 Kさんは私が通院している病院が出来た時からずっとこの病院でリハビリ師を続けているリハビリ師です。この病院には海外の方も通院しリハビリを受けている方もいらっしゃいます。

 Kさんは、英語でもない海外の言葉で海外の患者さんと話をしている姿をたびたび見ることがありました。

 最初は学生時代に勉強をしたのかと思っていました。が、しかし、他のリハビリ師さんに聞いてみたところ、若いころボランティア団体に所属していたことがあり、海外の困っている人たちのために活動していたことがある。と教えて頂きました。その時に覚えたらしいです。

 たしか、スペイン語ポルトガル語。昔、植民地だった発展途上の貧困な国で活動していたみたいです。

 若いころから困っている人の手助けになりたいと思っていたのだと思います。

 

 Kさんからリハビリを受けていた私の話を紹介していきたいと思います。

まず、ドSな感じを!

 長い期間、足を動かしていなかった私の足首を力いっぱい上に曲げました。(つま先を上に持ち上げる)

こんなに固まっていて、痛みが強いのかと思いKさんの顔を見ると目が合い、「痛いでしょー。」と優しい口調と笑顔で言ってました。わたしが「痛いです。」というと、痛いと言っているのにも関わらず、また優しい口調と笑顔で「じゃーあと10回ね。」といってきました。痛いと言っているのに笑顔!!!ドS!!!

 私にとってリハビリは初めての事だったので痛いものなんだと思いましたが。(症状やリハビリ師さん考えなどで痛くない事もあります。)

 痛みを我慢し10回やった後、痛みを和らげるようにふくらはぎの筋肉などをほぐし、先ほど痛かったつま先を上に持ち上げる動きをやったところ、不思議と痛みもなく自力で動かせるようになりました。

 後は、ひたすら筋トレ。横になった体制で足を上げたり下げたり、Kさんは笑顔で「後10回」とか声をかけ、数を数えながえら辛そうにしている私を笑顔見つめる。Kさんのおかげで大分筋力が戻った事は間違いない事で感謝をしています。

 

 骨を固定するためのプレートを付ける手術が終わり、足に過重を掛けていくリハビリのために、過重が調整できる装具を作ることになりました。

 私は息子の中学の入学式に出席をしたいから、その日までに退院したいと、主治医やリハビリ師さん達に訴えていました。(変態的整形外科医編にも書きました。)

 退院したいと訴えていた日まで、2週間はなかった。

 装具は一人ひとり形が違い、患者さんの体型や骨格に合わせて型を取り、一つ一つ作っていきます。その為に完成まで普通なら1週間以上掛るらしいです。リハビリ師のKさんは装具を制作する会社の担当さんSさんに無理を言って、「来週のいついつまに退院するから、その3日まえまでに持ってきて」と、Kさんはお願いしてくれました。

 話を聞いていた私は、今日入れて4日しかないじゃんと思いました。その日、足の型を取りにSさんが病室に来ました。心配とSさんに迷惑になっていないかと思い、「大丈夫ですか?」と聞いてみたところ、Sさんは「今日から作り始めるんで大丈夫ですよ。Kさんはからはよくあることです。」とのことでした。

 患者さん第一に考えている人がこんなにも大勢いるのかと思い、感動しました。

 

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手術後の足

 装具完成後、装具を付けて歩行訓練の開始。退院予定日まで3日!!

Kさんは、初日から介助なしで歩かせます。そこが長い一本下駄をはいている感覚!!まだ、骨が繋がっているわけでもなく転んでしまったらどうしようと不安に思っていました。

 Kさんは「大丈夫!安心して!!転びそうになったら私がどうなっても全力で守るから、信用して。」と言ってくれ、私は信用して歩き始めました。松葉杖を杖代わりにして、数分で何とか歩けるようになりました。しかし、さすが「どSリハビリ師」。

 次、階段に行こうと。装具歩行訓練初日だよ。と思いましたが階段も難なくクリアー。

 装具歩行訓練2日目。初日と同じ歩行と階段。

 退院予定日前日、装具を付けて病院内を散歩、結構ハード。通院患者さんが多くいる中歩く、人を避けながら歩く、結構大変だった事を覚えています。

 Kさんには考えがありました。短期間で日常生活に近づけて、退院後に不自由しない事。あと、通院の時にどこに行けば良いかわからず無駄に歩かない様に。

 病院内の散歩は、病院内の説明。診察室の場所、レントゲン室の場所、外来リハビリ室の場所を案内してくれました。退院後の事も考え、リハビリも兼ね、素晴らしいKさんです。

 

 まだ、車椅子での移動しか出来なかった時、病棟の外の桜が満開になて、窓越しに眺めていました。リハビリの時間になり、リハビリ室まで移動すると、リハビリ師Kさんが車いすを押し、そのままエレベータに乗り外へ。桜の木が沢山あり満開の花が咲いている場所に連れて行ってもらいました。

 労働災害に遭う前にはそこまで気にしていなかった桜。Kさんが連れて行ってくれて見た桜は今までで一番綺麗に見えました。

 その後、面会に来てくれた妻と二人で桜を見に行きました。その時、人生で最高の桜を妻と見ました。教えてくれたKさんに感謝です。

 

 ごめんなさい🙇 Kさん。 ホントは患者さんを第一に考えている優しい女性でした。

 いっぱい感謝しています。ありがとうございました。

 

 汚い心がいっぱいな世の中で、透き通るような心を持て居る人と出会えることができまた1年!!

 さて、次のブログの内容は、もうお一方のリハビリ師さん、左腕担当のMさん!

 Mさんには今もお世話になっています。

 

 今回も読んで頂き、ありがとうございました。

また、次回もよろしくお願いいたします。

 

 

 

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