労災、入院中の愛妻のお話
どうも「自分らしく生きよう」です。
今回は久しぶり労働災害に遭って入院中のお話を書きたいと思います(^O^)／
私は２０２０年２月２９日（土）に労災に遭いました。詳しくは以前に書いたブログをご覧ください。
病院に搬送され、手術を受けて約一か月の入院が始まりました。
搬送された時にはもちろん家族が来てくれました。
入院開始後、妻はパート先に連絡を入れ、私の労災の事を話をし私のケガが良くなるまで仕事を休む事を話をしてくれました。妻の職場の代表の方は「仕事より旦那さんを大切にして！！落ち着いたらまた協力してください。いつになっても良いから仕事は心配しないで。」と言ってくれ、職場のスタッフさん達も「旦那さんを見て。仕事は大丈夫だから。」と連絡が多くありました。
妻の職場の皆様には温かいお言葉を多く頂きました。ありがとうございます。
妻の看病生活の始まりです。私の自宅から搬送された病院までは片道５０キロ以上あり、車での移動時間は２時間は掛かります。往復で１００キロ以上、４時間以上掛けて私が入院中毎日、お見舞いと看病に来てくれました。
新型コロナウイルスの感染が広まり始めた頃で、高校生と中学生の息子たちは学校が休みになっていましたが、子供たちの朝食の準備をして食べさせて私の病院に向かう毎日でした。土曜、日曜も関係なく休む日もなく、毎日毎日、病院に来てくれました。
「ゆっくり休む日を作りな」と言っても大丈夫と言って毎日来てくれました。
思い通りに体が動かなくなった私は、イライラして入院中に一度だけ妻に八つ当たりをしてしまいました。今では反省しています。八つ当たりをしてしまった私はその日の夜、「八つ当たりしてごめん」っとメールを送りました。妻は「大丈夫だよ。まだ思い通りにならないけど、良くなるから。嫌なことが有ったら私に八つ当たりして。」と返信がありました。私は病室で一人で泣きました。申し訳なさと有難さとで泣きました。
病院食は毎食美味しかったのですが、やはり味が薄く飽きてしまっていた頃です。妻がお見舞いに来るときコンビニで私の好きな照り焼きチキンのサンドイッチを買ってきてくれました。今まで食べた照り焼きチキンサンドの中で一番おいしく感じました。
また、別の日には焼肉弁当を買ってきてくれました。看護師さんに許可を取って買ってきてくれてた事を後で知りました。
入院中に私の髪の毛が伸びてボサボサになった時の事です。私と妻は看護師さんに「髪の毛を切りたい」っと話をしたところ、「奥様が切るなら洗髪室で切っても良いですよ。」と言ってくれました。
実は私の妻、元美容師(^O^)しかも店長でした。私と妻が知り合った場所も美容室でした。
妻の目が輝きました°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°次の日、本職美容師のハサミなどを持参し、妻が登場(^O^)／ 私の髪の毛のカットが開始されました。しかも、病棟内で大公開カット(*￣0￣)Y
仲良くなった看護師さん達が代わるがわる見学に来ました。妻も気合が入ります。カットが終わり、洗髪開始！！若い看護師さんが来ました。「私、患者さんの洗髪が苦手なんで教えてください。」と、妻は「良いですよ～(^O^)」と、私の頭を使いレクチャーの開始！！私はされるがまま！！ちょっと動くと妻から「動かないで！！」と言われ黙って頭を何度も洗われる私・・・。モルモット？なのか・・・？
労災に遭い、人生で初めての経験がいっぱい、骨折、救急車、全身麻酔、手術、長期入院、寝たきり、そして、人生初の４～５回連続洗髪・・・💦
そのおかげで、髪の毛サッパリ、ちょっとパサパサ？気のせいかも💦頭皮すっきり(^O^)／でした。
入院中のある日、桜が満開になり、病院施設内の桜を見に妻と二人でおデートしました。妻が私の車椅子を押してくれました。大きなケガをしているのに、私はすごく幸せな気持ちでした。妻と二人でゆっくりと時間を忘れ過ごす。幸せです🥰
桜が咲いているのに朝から雪が降り始め積もってきた日がありました。私は妻に連絡し「雪が積もっていて車の運転が危ないから今日は来ない方が良いよ」と話しましたが、妻は「うん、大丈夫だから行くね」と・・・私の言ったこと理解しているのか不安でした(￣▽￣;)
窓から外を眺めていると、妻と二人で見た満開の桜に雪が積もっていました。桜色から雪化粧。
しばらくすると妻が到着、心配でしたが何事もなく私の前に到着。安心しました。
たまに、無茶をする妻・・・そこも含めて愛してるのですが・・・そこで一言私は妻に言いました。「来てくれてありがとう。だけど、何かあって二人ともケガしたら子供たちはどうする？」っと妻は「あっそうか。けど大丈夫」と二人して笑いました。
私は思いました。この女性が私を見つけてくれて良かった。この女性と一緒になれて良かった。自分勝手でわがままで迷惑ばかり掛けている私の近くに居てくれてありがとう。生きてて良かった。妻をいつまでもずっと、ず～～っと、愛してます。
今回も読んでくれてありがとうございました。
また、よろしくい願いします。
